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オホーツク支部の活動報告

2/24第2回オンラインビジネス交流会

組織企画委員会主催で「第2回オンラインビジネス交流会」を開催しました。コロナ禍ではありますが、zoom等のオンライン環境を活用して会員同士の絆を深めることを目的に企画されました。
 遠軽町の化粧品メーカー、株式会社マイスター代表取締役斎野早織
様、佐呂間町のトップファームグループ井上和明副社長様の発表をいただきました。
 マイスターは遠軽町の地域資源である蜂蜜を化粧品に利用することで地域資源そのものも元気にする地方創生・地域起業の代表例であると思います。地域発の取り組みであることを付加価値を追い風にして成長してきた事業をコロナ禍を経て、商品の機能的本質的な価値をもう一度高めることを軸に本店や開発体制を再構築する決意を聞かせていただきました。農業の6次産業化なども含めて、地域発!という付加価値は参入が活発で競合が激しくなってきた中に、コロナ禍が波のように押し寄せて厳しい状況にあると思います。斎野代表の本質の価値を高めるという方向性に大変共感いたしました。
 トップファームは交雑種では全国シェア5%をうかがう、まさにトップレベルのファームです。昭和の牛乳生産調整を契機に肉牛に転換し、一貫肥育や和牛への取り組み、そして、酪農・牛乳生産への再挑戦など、積極的な畜産経営を進めています。全国から畜産なら北海道で!と新卒採用の若者が抱えてくる”夢”をまずは大事に受け止めて、そこからキャリアアップにつなげていく仕組みが印象的でした。また、ハサップやGAPをいち早く積極的に取り入れていることも有名です。ISOなどの第三者認証は一般の製造業では当たり前ですが、農業ではそのメリットが問われる場面が多いのですが、消費者の期待に応えるという姿勢を示す意味では重要であると感じます。消費者の期待に応えるという姿勢を企業の内部で共有することにもなると思います。
 オンラインビジネス交流会は1時間の短時間開催です。ここで得られる気づきからさらなる学びを深めたり、経営者の視点を共有して自分の会社を見つめ直すきっかけになると思います。
 課題にかかるモヤモヤが晴れるようなビジョンや、スッキリハッキリ立ちはだかる課題に立ち向かう勇気を得られることもあると思います。是非ご参加ください。
澤田篤史(オホーツクきよさと澤田農場)

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