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オホーツク支部の活動報告

7/14 30歳未満研修

『30歳未満研修』
新聞記事から分かる伝わる文章の書き方
若手社員がまなぶんぶん
北海道中小企業家同友会オホーツク支部教育員会(林正道委員長)は、東相内地区住民センターにおいて14日、30歳未満の社員を対象とした研修を開催した。講師に北海新聞北見支社の川嶋信義支社長を迎え、新聞記事を例とした正確かつわかりやすい文章の書き方を教えていただいた。参加者は30名。
コロナウィルス流行の影響で大幅に事業日程の変更を余儀なくされた共育委員会は、ソーシャルディスンタンス確保等の感染防止対策に万全を期して、進路指導教員との懇談会、合同入社式に続いて、若手社員のための研修を企画した。
講演では逆三角形型に構成される記事の構造(表題、見出し、リード、本文1、本文2、本文3)や、文章の骨格とも言える5W1Hを明確にすること、記事としての質を高めるルールである3C(正確、明瞭、簡潔)、読者がテンポよく読みすすめるために表現の重複や、和訳する際に意味が広すぎる外国語などを避けることなどを学んだ。後半には実践演習として、「卓上四季」の書き写しを行った。「卓上四季」は字数や句読点の位置などの構成が制約されているがゆえに練られた文章であり、書き写すことで自分にはない文章のテクニックを身につけることが期待できる。質疑応答では、古いメディアと思われがちな新聞も、多重にチェックされて送り出される記事の正確性だけではなく、カラー紙面や大きな活字や写真や図表の活用、地方面の記事に記者名を載せることにより読者との距離感を近づけること等の文章だけではない、伝える仕組みを進化させる努力を続けていることをおしえていただいた。
昨日の新聞、今日の新聞、明日の新聞。今日はたいへん勉強になりました。ありがとうございました。私たちの会社の明日=若手社員と共に育つ委員会の活動に是非ご期待ください!

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