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オホーツク支部の活動報告

7/13同友会120%活用術

7月13日(月)、組織企画委員会が「同友会120活用術」を開催し、17名が参加しました。

最初に、 (株)ハートケアライフの森田勝由社長が「一本の電話から…辞めようと思った同友会が救世主に!」をテーマに実践報告。同友会には6年ほど前に入会したものの具体的な活用方法が分からず、同友会を勧めてくれた友人Aさんに「早く退会したい」と漏らしていたそうです。

しかし、「せっかく入ったんだから、もう少し続けてみては?」と説得を続けたAさん。2016年に北見で開催された「全道青年部後継者部会交流会」をきっかけに会員との交流の輪が広がり、当初の「止めたい」という気持ちが徐々に薄らいでいったそうです。

そして2020年。新型コロナウイルスの拡大を防止するために、主力であるデイサービス事業などを一定期間停止せざるを得ず、それが経営に大きなダメージを与えました。「もし、こんな事態が半年も続いたら…」と、森田社長は猛烈な不安と恐怖に襲われたそうです。

不安定な気持ちがピークに達した時、「そうだ、同友会の会員Hさんに相談してみよう」と思い立ち、望みを掛けて1本の電話をしてました。

親身になって森田社長の話に耳を傾けたHさん。すると「同友会には、その道のスペシャリストがたくさんいるので、どんどん相談した方がいいですよ」とアドバイスし、専門家Tさんを紹介してくださったそうです。

すぐにTさんに相談し、今すぐに採るべき対策などを教えていただいたことで、森田社長の不安は大幅に解消。全社一丸となって無我夢中で対応にあたりました。

その結果、危機的状況を克服し、以前のような状況を取り戻しつつあるそうです。

入会当初は「早く退会したい」と漏らしていた森田さんですが、今回の状況をきっかけに会員同士の信頼の深さや、同友会の持つ豊富なネットワークを自ら体感することができました。

森田社長は「勇気を出して同友会の会員に相談すれば、必ず良い方向に進む。深く悩み、苦しい日々も過ごしたが、結果的に大きなものを得ることができた」と参加者に熱く伝えました。

森田社長の話を受けて、その後のグループ討論では感想などを語り合い、大いに盛り上がりました。

(執筆:組織企画委員 境井健志)

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