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オホーツク支部の活動報告

4/27オホーツクビジョン普及部会 第3回定時総会

2022年4月27日(水)18:30~
オホーツクビジョン普及部会第3回定時総会および記念講演をZoomにて開催いたしました。
定時総会では、昨年度の活動を振り返り、今年度はオホーツクビジョンの普及活動をさらに推進できるよう取り組んでいくことを確認しました。
総会後の記念講演には、慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授 前野隆司氏をお招きし、「働き方改革と幸福学」をテーマに、経営における幸福の重要性についてお話いただきました。
「幸せな社員は不幸せな社員と比較して生産性が1.3倍、創造性は3倍高い」
「幸せな社員は離職率や欠勤率が低く、ミスもしにくい」
「社員の幸せを第一に経営を続けた結果、50年連続で増収・増益を果たした企業がある」
「『顧客より社員の幸せ』を実行した結果、高い顧客満足度を長年維持している企業がある」
など、データや実例をもとに、社員の幸福を重視することで経営にどのような好影響が現れるのかを教えていただきました。
そのほか、
「幸福とは、ハピネスではなくウェルビーイング(良好な状態)。心と体と社会が良好な状態が幸福」
「社員を幸福にして高い生産性を維持することが働き方改革につながる」
「『明日までにこの仕事を終わらせろ!』と命令するのではなく『大変だけど一緒にがんばろう』と声をかけ行動することが大切」
「孤独をなくすことも重要。毎日の挨拶や社員間コミュニケーションの機会創出などで孤独のない職場にする」
など、幸福を重視した経営のための具体的なポイントについても教えていただきました。
経営をする中で、売上向上・利益拡大の追求は避けられないものです。しかし何かと先行き不透明な今、そこにいたるまでの課程で関わる人々の「幸福」をなおざりにしては持続的な成長、経営は難しくなってしまうのかもしれません。
毎日の挨拶や社員への声がけなど、社員の幸福のためにできる部分から取り組んでいきたいですね。
貴重なお話を誠にありがとうございました。

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