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オホーツク支部の活動報告

11/19オホーツク支部11月例会

11月19日(木)、共育委員会(林正道委員長)の担当による支部11月例会を開催しました。講師は、北海道同友会副代表理事を務める(株)ライナーネットワーク社長の安井清吉さん(道北あさひかわ支部)。「コロナ禍の今こそ、全社一丸の企業づくりを〜生き残りをかけ進化するしかない〜」をテーマに講演し、会場、zoomを合わせて20名以上が参加しました。
 同社はフリーペーパー「ライナー」を発行し、旭川市と近郊エリアに週2回配達しています。17万部もの発行部数で、今や暮らしに欠かせない情報ツールとなっています。
 そのような中、突如襲った新型コロナウィルス。あらゆるイベントの中止、一気に蔓延した自粛ムードなどが同社の経営を直撃し、大幅な売上減に見舞われ不安感に包まれる時もあったそうです。
 しかし、安井社長は「今こそ、真価が問われるとき」とポジティブに受け止め、コロナに負けないための戦略を打ち立て、実践をはじめました。その戦略とは3つ。1つは顧客志向に徹すること、2つ目は新たな売上、付加価値を生み出すこと、3つ目が進化・イノベーションを起こす、です。社長の陣頭指揮で強いリーダーシップを発揮し「今こそお客様のために何ができるか、真剣に考え取り組もう」と呼びかけ、ソーシャルディスタンスに配慮しながらも、お客様との距離を保つ工夫を重ねました。
 その結果、売上が再び増加に転じはじめ、以前の状態に戻りつつあるそうです。
 話の中で安井社長は「イノベーションとは、何か特別なことをすることではない。今目の前にある課題に対し、これまで以上に真剣に向き合うこと」と伝えました。
 講演後のグループ討論では「コロナ禍でどのように人を生かす経営を実践するか」をテーマに、熱い議論が繰り広げられました。

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